文脈の事故

オール・ノンフィクション

2019/07/02

効率の良い詐欺

効率の良い作業をする人か否かという議論がなされていて、学部の時の最初に抱いた違和感を思い出した。周りはエンジニアが多く、少しでも効率良く作りたい人の集いで、貪欲に手描きやコマ撮りをしてきた僕はひどく場違いというか、手間をかけた手作業こそが人を感動させるはずだという迷信に引っ掛かっていた。僕は効率を厭わない。