文脈の事故

オール・ノンフィクション

2020/08/06

欲がない。誰かとヤりたい欲がない。身体が先の関係に一足突っ込む欲がない。だから誰かに想いを馳せる時間がない。それは良いことだ。

思うように外に出れなくなって、欲という欲が減衰してく。美術業界の暗いニュースを見たからかも。あと今肌が汚いので。そっちの人と会いたいと思わない。

余裕が無くなってきてるのかも。展示がちょっとずつ迫ってきて、結果がそろそろ来るかもしれなくてこわい。まぁでもだからといって誰かに話したところでどうにかなる問題でもないんだけど。あと地味に半額免除が胃にきてるな。

本読んだりドイツ語勉強する欲もなく。これはただ怠惰なだけなんだけどと信じたい。

韓国に全体的にハマりだしてから「私なんて人が…」と夜に思い悩む癖も軽くなっていった気がする。あと風呂入る時とか、独り言めっちゃ言いまくってたんだけどそれも少なくなってきた。欲が無くなってきたからなんですかね。

今日はドイツ語の授業で、先生が突然「ありったけのお金と時間があったら何する?」と訊いたので、返さなきゃいけない奨学金が真っ先に頭に浮かんで、銀行口座に貯金すると答えた。なんか思いっきりたべたいとか、どこか思いっきり行きたいとかも過ぎったけど、それより重くのしかかるのが返済のことだった。

アイスコーヒーが習慣化した。ギャラリーのバイトに行く前に、駅前のセブンに寄って、容器を買ってコーヒー淹れる。バイト先までの15分、坂とか公園の緑の横を通りながら、氷は完全に溶けている。汗かいた容器をギャラリーのオフィスの机の上に置き、PCや諸々を置いて、席に座って一口飲む。とはいえ睡眠時間の減少に伴い結局眠くなってうつらうつらしてまうんだけど。なんかしら冷たい飲み物を飲みながらカタカタPC打ってたまにインスタ、いつの間にかバイトが終わる。

大学院の時はバイトなんて悪だというくらい、時間を奪われる存在だと思ってたんだけど、いまは逆に何もなさすぎて、お金もらえるんですかありがとうございます状態。

元気はないです。いいことだね。いいことで全部済ませようとすんな