文脈の事故

オール・ノンフィクション

微熱っぽく体がだるい。あと一週間しかないのに何やってんの。ああ。生活リズムを整えるための修行。今日が月曜日である。辞書のごとく出来事を鮮明に覚えている人と話す。それほど記憶の皺が刻み込まれているという証であり、それはなんの変哲もない僕の日常にスポットライトのような眩しさを見せていた。自分勝手なリアクションしまくっててごめんなさい。構ってもらえて優しかった。写し絵と幻燈機が気になっていて、自分の中でのアニメーションの定義や、ゲームとの戯れみたいなものをしっかりと作って見せたかった。もっと出来たのになと思った。歩道橋の一段目に座り込んで電話している若い男。どうなってしまってもよくて、どうにもならないこと。前席の灯りを消し忘れた一台の車。