文脈の事故

オール・ノンフィクション

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2019/11/29

大学院に入ってから、見られることへの恐怖を克服しているように思う。このように見てほしい、という理想の鑑賞者は誰一人おらず、いつの間にか作品は見られ、途中で去ったりとか、じーっと見続けられたりとか、している。はじめはこの鑑賞への恐怖がだいぶ…

2019/11/27

きょうは免許更新→学校で寝つつ展示準備→SFC時代の友だちと飲み&泉。帰り際に学生CGの講評があったことを知り、見て、かつて恩師だった先生がサバッとおれの作品を講評してるのをみて、あーこういう人だったなこの人は、と学部時代の生活を思い出し懐かしん…

2019/11/25-26

今日はM2中心の進捗報告会。初めて伸び伸びと言ったり進行できてよかった。スケジュール、進捗まとめを改めて共有する。自分の力ではない、自分がひどいから周りが支えているだけで決して自分の力だと錯覚するでない、というお告げが脳裏をかすめる。 この時…

2019/11/24

近い近い近い。の逆は遠い遠い遠いである。 学部時代の友人と会って吉祥寺でタイ料理。ここはかつてのパートナーと来たこともある場所で、でも単品で分け合ったことがなかったので新鮮だった。優雅な昼を過ごし、重い腰を上げて学校近くの図書館へ。卒展のカ…

2019/11/13

成田空港まで暇なのでそれまで思い出せることを書いていく。 思えばあの奨学金を知ってから、それを経て留学する選択肢がぼんやりと頭に思い浮かんだのだった。しかし昨年同期が受けて落ちていたり、語学が必要だとか、そもそも資格満たせるのかとか、いろん…

2019/11/10

目から剥いた先、視線彫刻、蚕のような塊から解き放たれた瞬間のことを考える、明るい(明るい)部屋、一点だけを見る、二点だけを見る、四方からの視線を感じながら中心点を見る、自殺の絵画、淡海の秘密、アバター第十二次元、足し足し引き算、足し足し(掛け…

2019/11/08

デッサンを習わなくてよかった。センター試験を受けなくてよかった。美大に通ってなくてよかった。無いことは感覚を研ぎ澄ますための道具だから。無いことであなたはあなたになれるから。