文脈の事故

オール・ノンフィクション

2019/10/11

言う権利 言わない権利 想像する権利 たとえそれが剥奪されたとしても 元の通りの柔らかさが無くなったとしても 私を構成するのは私だし 元気 空回りの元気100%だったとしても 明日が最後の日だとわかっていても 満足は満ち足りていると書く 天国みたいな空間のギャップに怯えている 大開発みたいな薬を飲まされている コールセンターにかけようと思って一歩立ち止まったその時の無念を その時の絶望を 十年後に召喚できればいいと思う。低気圧で死ねたらいいと思う。腸カフスで入院したらいいと思う。全くの希望が全部ちゃんと無くなっていてほしいと願う。