文脈の事故

オール・ノンフィクション

2023/08/19

彼がベルリンに来た時にそちら側だとは全く思わなかった。私がうぶなだけかもしれないが。帰国前日にじゃあお茶でもと言ったらお茶はお酒になって気づいたら二人きりだった。嘘。公園のベンチでキスしてアイス食べた。アイスがデカいねって話してた気がする。時系列グチャグチャだけど公園で話して初めて側だと気づいた。顔はタイプだったけど、負から会話が始まる感じとか脛毛めっちゃ生えてて萎えた。その後奉仕みたいな作業が生じて、一瞬好きになりそうだった気持ちを返してほしいとは思わない。ただ時間がデロデロ溶けて、今IKEAの駐車場にいるんだけど禿頭のジジイが台車に乗ってスーッていっててまるでスーパーヒーローみたいだったよ。