文脈の事故

オール・ノンフィクション

2023/11/20

バカほどにテンションが上がらない。これは天気を理由にしてしまえた。朝が歩けば日が火照る。夜が走れば耳が腐る。湿った腐敗土を6つの地域別の小分け袋にしまい、自宅から1/600000スケールで再現。毛先でさえも美しかった。ぐったりとした、ruhig、ぐったりとした、ruhig、と語学の練習してたら、その行き来が紅茶パックを指先で上下してお湯にくゆらす光景と繋がっちゃった。ガドガドがどこか東南アジアの響きがあるならなんとかリヒはヨーロッパのそれだ。だったとして、

2023/11/06

以前気になっていた人と久しぶりに電話をした。わたしはタチウケ訊かれると即座に失望、げんなりするところがあって、<それ>への生理的な汚さとか、痛いの無理みたいなマインドが一因だった。赤裸々にそうした悶々を打ち明けたら、その人もわかる、自分もそうと言っていた(本当かどうかはわからんが)。その人はわたしがずっと顔が好きだった人で、話も合うし、優しいし、作ることを生業としている人だったから、人生そんなことあっていいのか?と思った。でもわたしは美術を生業にしたくてこっちに来たから、戻ったら戻ったで、、という感じだし。電話が終わってひとしきり作業をして、家に帰って、でもわたしは、と己を奮い立たせていた。

2023/10/21

体の変化が状況と年齢を表していた。寒暖差にやられて寝込んで、一日寝込んだだけなのに、唇はガサガサになって皮を噛んだら赤く膿んで舌が爛れてしまった。すこし調べたら免疫力の低下と書いてあって、体は正直だけどたった一日水とれず寝続けてただけなのにと思った。そう書いてたら唇が痒い。三日が辛抱と聞いた。だゆいという言葉があればだゆい。おそらく歯科で歯間の空きを相談したら、加齢変化だねとポケモンのわざみたいな単語が頭のひだに引っ掛かって今もだゆい。