文脈の事故

オール・ノンフィクション

2021/03/28

目の前にあるもの。何度も怯える。怖くて笑ってしまう。人と会ったり話すと、小一時間は後悔する。ひどいと半日何もできなかったりする。去年から段々そんな感じ。無理にポジティブにならなくていい。受け入れたあとは時間が解決してくれると信じる。ゆっくり時間が経って、ゆっくり死んでいく。恐れとか、あまりにも多くて、僕は僕ができることしかできない。石川くんと話すと僕はなんて無知なんだろうと思う。集中して聞いたり読むことの蓄積が、それだけが自分に貯まるという話が重く響く。それはナルシズムでもなく、ただ当たり前のように循環しているだけの。ゆっくり死に向かう。

あまりに感覚が離れている人の近さをどこか知りたくて探っていた。どこかできっと、もしくはどこかがきっと狂ってて、やっぱり完璧じゃないものが僕は好きだったから。僕は崩れていて、でもなんとかバランスを保とうとしている。