文脈の事故

オール・ノンフィクション

2021/04/21

朝8時半に起きる。本当は一時間前に起きてたけれど、大家さんが朝支度してて遭いたくなかったから二度寝する。焼くような日射しが窓から入ってきて起きる。授業。久々に授業で面白いなと思って本を買いたくなって、語学学校の授業までの二時間で本屋に出かけた。ベルリンはあらゆる店で当日の陰性証明書を出す必要がある(テスト・アンド・ミート)なんだけど、本屋はその記しの外だから証明書なしに行くことができた。店員さんに訊ねて、お目当ての本を二冊買う。英語か、と思うけど慣れだな。店員さんが丁寧に聞いてくれて、本を紙袋にわざわざ入れてくれたから気分が良くなって、帰り際に「Eine Schoenes Tag!」と言い、お互いTschuss!でわかれた。外は晴れてて、青空が見えて、鳥がさえずってて、ヨーロッパ特有の屋根は原色で以外は淡色の建物が切り開いて広く見えた。アングラの四文字は無くなったけどもまだ今日もベルリンは良い街にみえる。