文脈の事故

オール・ノンフィクション

2020/08/28

明日から展示。今日は申請を一つして、設営に向かった。途中でパニックになってしまった。設営をしていると、突然線を切ったように怒涛のように孤独を感じて何も手がつけられなくなる。必死に言葉で整理しようと取り繕ってもどうにもならなくなる。

思えば大学院の時もそうだった。講評が目前に迫っているのに、技術的な問題で何もできなくなって、自分の作っているものが何も信じられなくなる。なんでこうしたのか、つーかテクガイついてくれよとか思う。何度も絶望を感じた。言い訳をよく考えた。

どうにもならないとき体を掻き毟る。ストレスを強く感じている。でもそのストレスが展示では一切見えなくなる。それが不思議でたまらない。